どうも、塾長です
SNSやYouTubeでは「効率のいい勉強法」「最短で成績を上げる方法」という情報が溢れています
しかし、塾長として断言します
そんな魔法のような方法は存在しません
もちろん、脳科学や心理学に基づくテクニックはあります
でも、それがあなたに合うとは限らないのです
むしろ、最初から「効率」を追いかけて、勉強が進まなくなる生徒を何人も見てきました
ここでは、塾長として数百人の生徒を指導してきた経験から、“効率神話”をぶった切り、成績を伸ばす本当の方法をお伝えします
効率は人によって違う
よく「これが最強の勉強法!」という情報がありますが、これはほぼ他人の成功体験です
- 英単語は声に出すと覚えやすい人
- ノートにひたすら書くと覚えやすい人
- 色分けや図解で整理すると理解が深まる人
全員に同じやり方を押し付けても、結果はバラバラ
効率とは自分に合った方法を見つけた後に初めて成立します
モチベーションの方が影響力が大きい
成績が伸びる生徒は、効率よりもやる気を持っています
同じ教材を使っていても、
- やりたいからやっている生徒は吸収が速い
- やらされている生徒はどんな方法でも結果が出ない
勉強はスポーツや楽器と同じで、“やらされ感”では上達しないのです
やる気を維持できる環境作りこそが、本当の意味での効率化です
間違った方法でも量が質を超える瞬間がある
科学的には効率が悪いと言われる方法でも、それを継続して成果を出す生徒はいます
たとえば「英単語を何百回も書く」方法
効率は悪いとされますが、それをやり続けて偏差値を上げた生徒を僕は何人も見ています
やりながら気づき、修正していく力があれば、最初は非効率でも後から効率化されます
効率を上げるのは“軌道修正の力”
効率化は机の上で考えて出すものではありません
実践 → 気づき → 修正のサイクルの中で生まれます
勉強法を探すだけで1時間使うなら、その時間で問題を1問でも解く方が成績は伸びます
効率は行動の副産物であって、行動の前提条件ではありません
塾長としての結論
効率のいい勉強法とは、試行錯誤を繰り返した結果、あなたがたどり着く方法です
最初からそれを求める必要はありません
塾長として言いたいのは、
効率を探すより、まず机に向かえ
モチベーションを保て
そして続けろ
効率は走り続けた人にだけついてくるおまけです
今日からやるべきこと
- 効率は人によって違う
- モチベーションが効率以上に重要
- 間違った方法でも量が質を超える瞬間がある
- 効率化は実践と軌道修正の中で生まれる
- 行動しなければ効率も成果も得られない
勉強はマラソンと同じです
フォームを気にして走り出さない人より、少し形が悪くても走り始めた人の方がゴールに近づきます
「効率、効率…」と考えて手が止まっているなら、まず今日から走り出しましょう
ではでは!!